看護師なら共感できる「あるある」話

看護師として働いていると、医療職ならではの「あるある」が存在すると思います。例えば、「夜勤の前になると、なぜか眠くなくなってしまう」というものです。本当なら、夜勤に備えて睡眠をとらなければならないのに、目が冴えてしまって眠りにつけないといったことは、看護師なら誰もが経験したことがあるはずです。これは、緊張感が眠りを妨げてしまうためであり、結局あまり眠れないまま夜勤に突入してしまう看護師は少なくないそうです。

次に、「夜勤明けは衝動的にどこかへ出かけたくなる」というものも、看護師によくある話でしょう。一般的に、夜勤のある日は長時間勤務になります。ですから、夜勤明けは帰ってすぐにベッドに横になりたいと思われがちですが、看護師の多くは夜勤が明けて陽の光を浴びると、「寝るのがもったいない」と感じてしまうといいます。ですから、若い看護師などは、ついついそのままどこかへ出かけてしまうようです。

それから、「医療ドラマを見るとつい突っ込みを入れたくなる」というあるある話もよく耳にします。本当の医療現場を知っている看護師は、医療ドラマでのありえない状況を見ると、つい黙ってはいられなくなるそうです。例えば、手術中の様子や臨終の様子というのは、医療ドラマではかなり大げさに描かれていて、看護師は違和感しかないといいます。また、医師と看護師の恋愛も滅多になく、ドラマならではの演出だという声もよく耳にします。このような職業あるあるは、長く現場で活躍している人ほど多い傾向にあるようです。